『釣りバカ日誌』 1988年

 

最近は映画にハマッているので、観た映画の感想を書くことにする(野球に関する記事ばかりでは味気ないので)。とはいっても、今までほとんど映画を観たことはない。私は今30歳なのだが、今までに観た映画の総数は60本以下である。しかもそのうちの半分はジブリ関連の映画なので、実写の映画は30本ほどしか観ていない計算になる。紛う事なき映画の素人だ。ついでに言うと、私は素人童貞だ。ついでにとんちんかん

 

私は10代の頃はゲームにハマり、20代の頃は読書(漫画も含む)にハマった。なので、30代は映画にハマろうと思う。年代ごとにハマる対象をガラリと変えるというのも、なかなかオツ(西口文也ではない)なものかもしれない。未開の地を手探りで歩き回ることは、人生における大きな喜びの1つだ。

 

1作目は『釣りバカ日誌』である。この作品を選んだ理由は、私が生まれた年に公開されたからだ。かなり有名な作品なので、あらためて説明する必要性はないかもしれない。簡単に説明すると、釣りが大好きな浜崎伝助(西田敏行)を主人公に据えた、ハートフル釣りコメディである。言うなれば、「平和なグランダー武蔵」だ。

 

この作品の要は、「平社員と社長の釣りを通じた関係性」にある。平社員と社長という「縦の関係性」に釣り仲間という「横の関係性」が絡まることによって、得も言われぬ妙味が生じるのだ。中島みゆきの曲になぞらえるならば、「縦の糸はハマちゃん、横の糸はスーさん」である。スーさん吠える。夢やぶれて。

 

社長の鈴木一之助(三國連太郎)の葛藤も、この作品の大きな見所の1つである。会社の中では「浜崎よりも高い位置」にいる鈴木だが、釣りの現場に足を踏み入れると「浜崎よりも低い位置」に身を置くことになる。鈴木一之助(社長)→浜崎伝助(平社員)→鈴木一之助(浜崎の弟子)という図式がこの上なくおもしろい。

 

鈴木は、高齢になってから釣りを始めたことで、「釣りの等身大のおもしろさ」を享受することができた。過小でも過大でもない、まっさらな状態でスタートを切ることができたのだから、釣りの魅力にハマらないわけがない。釣りをしている最中に浮かべる鈴木の笑顔が「人生における最上の幸福」を物語っている。

 

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猫用のトイレが届いたのでとりあえず書いた記事

 

先日、注文した猫用のトイレが届いた。前回の記事でも書いたように、拾った野良猫がわずか1日で脱走してしまったので、トイレの使い途がない。世の中には「使い途」派と「使い道」派がいるが、私は前者だ。なぜかといえば、使い道という表記からは「はじめてのお使いに喜び勇んで出かけたものの、途中で道がわからなくなってしまい、途方に暮れている幼児の姿」を連想してしまうからだ。泣いたらアカンで通天閣

 

トイレをそのまま放置しておくのも何なので、恐る恐る開封してみた。想像よりもかなり小さかったので拍子抜けした(サイズを確認しないのが悪いのだが)。「予想外デス」というダンテ・カーヴァーのセリフが喉まで出かかっていたのだが、なんとか押しとどめた。我ながら素晴らしい働きをする喉だ。のど自慢である。参考までに以下に写真を貼っておく。

 

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トイレの外箱。ニュータイプだそうだ。特殊能力はないと思う。

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脱走したペーニャ。ペーロペロしてるニャ。

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スヌーピー(先住民)を座らせてみた。首から下げているのは、  『OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA』というゲームに付いていたスタッフパスである。ご存じない方のために書き添えておくと、「異世界にワープした浜田省吾がコンサートツアーを行って世界を救う」というぶっ飛んだゲームだ。

 

コンサートを成功させるためには、「コリビス」と呼ばれる楽器獣を集めなければならない。このコリビス集めが一筋縄ではいかない。コリビスを捕獲する条件は「コリビスが発する鳴き声を完全にコピーすること」である。FFでたとえるならば、「パパラパーパーラーパッパパー(勝利のファンファーレ)」という音程をコントローラーを使って完全に再現しなければならないのだ。これがなかなか難しい。

 

浜田省吾につられてこのゲームに手を出したものの、コリビス集めがうまくいかずにゲームをやめてしまった人も少なからずいる。そのような人達は寂しそうな笑顔を浮かべながら「さよならゲーム」と呟いたらしい。真相は藪の中だし、心臓は皮膚の中だ。MONEYに余裕がある人は、是非ともプレイして頂きたい。

 

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